市民の健康支えるインフラ
―大切にしている価値観は。
八戸市中央卸売市場の開設当初から、野菜や果物の卸売業者として営業している。新鮮な青果物を全国から仕入れ、地域に安定供給することが使命だ。市民の健康を支えるインフラとして、必要とされ続ける産業だと実感している。
―会社の現状や課題への対応は。
青果の取扱数量と金額は東北トップクラスを誇る。同市場における2024年度の年間取扱高は257億円と、開場以来過去最高だった。
その裏で、高齢化による生産者減少や気候変動は、日本の食糧問題に直結する大きな課題だ。このため、生産者支援を積極的に行っている。農家の負担を減らすため、高額な農業機械を会社で購入して貸し出したり、外国人を採用して繁忙期に派遣したりしている。今後も生産者と共に、日本の食を守っていきたい。
―人材育成への考え方は。
私たちは社会に支えられており、会社のためだけでなく、立派な社会人を育てていきたい。あいさつや地域活動への参加、子どもや高齢者を大切にするといったことが、当たり前にできる人になってほしい。
―福利厚生や就業体制は。
健康には心と体のバランスが大切だ。社内にはさまざまな部活動があるほか、トレーニングジムも整備している。また、朝が早くてもしっかり朝食を食べられるよう、野菜を扱う強みを生かした社員食堂もある。
営業部門は始業時間が早い分、午後2時には退社でき、日中のプライベート時間を充実させられる。残業は少なく、日・水曜の週休2日制としているのも特徴で、働きやすさにつながっている。



の宮古春男専務が場内を案内。子どもたちはラジオ体操で体を動かした後、値段や個数を手の合図で示す「手やり」や、声を出して取引する競りを体験した。バナナを熟成させる加工施設を見学したほか、スイカの食べ比べなども行った。
