八戸中央青果株式会社

社名 八戸中央青果株式会社
本社所在地 八戸市河原木字神才7の4
電話 0178(28)8585
設立 1977年
資本金 1億円
従業員数 95人(2025年5月末現在)
支社・支店・工場 五戸支店(りんごジュース製造販売)
関連会社名 ㈱ベジフルエイト、㈱フレッシュエイト、八戸農産加工㈱、㈱サポートエイト、㈱情熱市場グループ
【HP】  http://www.hachinohe-seika.co.jp/

代表取締役会長 横町 芳隆 氏

採用情報

職種 営業販売(競り人)、物流管理
勤務地 八戸市
勤務時間 6:00~15:00(営業)、13:00~22:00(物流シフト制あり)
インターンシップ あり。8月~2月。随時
社会人採用 あり。当社ホームページより随時募集
採用実績 2025年度4人、2024年度3人、2023年度5人
初任給 大卒21万5000円、短大・専門卒19万5000円、高卒18万5000円
諸手当 通勤、健康管理、営業、家族、役職
昇給 年1回
賞与 年2回(7月、12月)
休日休暇 116日(2025年当社カレンダーによる)、リフレッシュ休暇(勤務2年目から)1週間の連続した休日、勤務3年目以降は2回取得
保険 健康、厚生年金、雇用、労災
福利厚生 退職金制度、トレーニング室完備、保養施設(安比)、社員旅行、社員食堂、委員会活動、部活動、資格取得助成制度、奨学金返還支援制度登録
大卒選考の流れ マイナビエントリー→会社説明会→選考会(面接、適性検査、役員面接)→内定
お問い合わせ 管理部
☎0178(28)8585
Email:soumu@hachinohe‐seika.co.jp

市民の健康支えるインフラ

 ―経営理念や大切にしている価値観は。
八戸中央青果は八戸市中央卸売市場の開設当初から、野菜や果物の卸売業者として営業している。新鮮な青果物を全国から仕入れ、地域の人に安定的に供給することが使命。市民の健康を支えるインフラとして、必要とされ続ける産業だと実感している。
―会社の現状や課題は。
需要が供給を上回る状況が続き、市場における昨年の年間取扱高は256億円で、平均単価は過去最高だった。
わが社だけでなく日本全体の食糧問題に関わるが、生産者の減少と気候変動は大きな課題。農家の高齢化が進んで農作物の供給量が減っているところに、気候変動という問題がぶつかってきている。
―事業の展望は。
生産者の支援は積極的に行っている。例えば、高額な農業機械の購入は小規模農家の負担になるため、会社で購入して貸したり、外国人を採用して繁忙期に派遣したりする。今後も生産者と共に、日本の食を守っていきたい。
―人材育成について。
私たちは社会に支えられて生きており、会社のためだけでなく、社会人として立派な人材を育てていきたい。あいさつや地域活動への参加、子どもや高齢者を大切にする―といったことが当たり前にできる人になってほしい。
―福利厚生の取り組みは。
健康には心と体のバランスが大切。社内にはさまざまな部活動があるほか、トレーニングジムも整備している。また、朝早くても社員がしっかりと朝食を食べられるよう、野菜を取り扱う強みを生かした社員食堂もある。

市中央卸売市場で見学会32人参加/親子で競り体験(2025/07/30)

八戸市中央卸売市場で26日、「朝から元気に!夏休み親子しじょう見学会」が開かれた。親子連れ32人が場内の見学やスピード感あふれる競りを体験し、地域に青果物を安定供給する市場の役割を学んだ。
同市場協力会が主催。見学に先立ち市職員が、全国各地から野菜・果物、花が集められ、競りなどの取引で価格を決まる市場の仕組みを説明。卸売業者や仲卸業者など、場内で働く人たちの役割も紹介した。
続いて、卸売業者のの宮古春男専務が場内を案内。子どもたちはラジオ体操で体を動かした後、値段や個数を手の合図で示す「手やり」や、声を出して取引する競りを体験した。バナナを熟成させる加工施設を見学したほか、スイカの食べ比べなども行った。
母親と参加した市立旭ケ丘小3年の山際一輝君(9)は「知らないことばかりだった。競りではただ数字を言うだけでなく、手でもサインを送るのがすごいと思った」と話していた。

八戸中央青果、香港へ輸出拡大/県産ダイコン初出荷(2025/07/23)

八戸市の卸売業・八戸中央青果(春日慎一社長)が、香港への青果物の輸出拡大に取り組んでいる。2023年からキャベツの輸出を始め、今年は青森県産のダイコンを初出荷。産地集荷力を生かし、新たな地場産品への広がりを模索している。同社の担当者は「国産の良いものをアピールし、生産者の収入増につなげたい」と意欲を示す。
東北・新潟で経済活動を展開する企業や団体などで構成する東北経済連合会(東経連)が支援。福岡市の地域商社「九州農水産物直販」を通じ、香港で食品スーパーなどを展開する「デイリーファームインターナショナルホールディングス」の店舗で販売される。
東経連などによると、日本の青果物は安全面や品質などで信頼性が高く、香港でも引き合いが強い。九州と東北では旬の時期が異なり、産地リレーによって安定的な供給が図られる。
八戸中央青果は7月上旬、おいらせ町産のダイコン2ケースを試験的に送り、22日は50ケースを出荷。同社の青果センターにある真空予冷装置を活用して鮮度を維持し、低温に保ったままトラックと船で輸送する。到着には2週間程度かかる。現地での売れ行きなどによって、今後の輸出量などを交渉するという。
3年目となる岩手県産キャベツの出荷は、10月まで約4千ケースを見込む。ほかにも昨年実績があるメロンに加え、モモやシャインマスカットといった青森県産の果物に関する問い合わせがある。
同社の担当者は「県産をはじめとした地場産品を信頼してもらっている。できる限り要望に応えたい」と強調。東経連の担当者は「これまで輸出している青果物はもちろん、新たな商品も増やしていければ」と期待した。

 

農産物の安定流通へ決意/八戸市中央卸売市場(2025/01/06)

八戸市中央卸売市場で5日、初売り式が開かれた。近年は異常気象による農産物の作柄不良が続き、消費者ニーズの高い青果物や花(か)卉(き)の安定的な流通が重要性を増している。関係者は、信頼される市場運営に向けて思いを新たにし、さらなる成長を誓った。
卸売業者を代表し、あいさつに立った八戸中央青果の春日慎一社長は「昨年は猛暑や台風などで、農産物の品質低下や数量減に見舞われた」と振り返り、「厳しい状況の中でも全国から集荷し、住民の生活を支える一助となれた」と強調。「地域への新鮮な青果物や花卉の安定供給に鋭意努める」と抱負を述べた。
市場開設者の熊谷雄一市長は「祭りや各種大会などの来訪者は、本来の目的と合わせて食も楽しみにしている。市場取扱商品が海外で人気を博しているという報告もある」とし、「消費者の信頼、期待に応える市場となるよう、引き続き協力をお願いする」と市場関係者に呼びかけた。
式後、青果部では青森県産イチゴやナガイモ、岩手県産タラの芽などが取引され、場内は活気に満ちた。