「人と地域社会のため」創業の精神をこれからも
―大切にしている経営理念は。
「人と地域社会のために」。大正13年に創業し、2024年に100周年を迎えた。純粋な思いで設立され、そこに同調する人々が集まって築かれたのが田名部組。創業の思いこそ大事にするべき価値観であり、これを基に建設やサービスなどの事業を展開している。
―主な事業内容は。
道路や橋、岸壁などの土木工事や電線の地中化、道路改良などを担っている。近年では八戸環状線といった規模が大きいプロジェクトを手がけた。建築では八戸市内の大半の学校や八日町のマンションのようなビルも造っている。
―人材採用や育成の強みは。
東京、仙台、札幌と青森県外に拠点があり、グループ会社も多い。県外でキャリアを積み、将来的にUターンして地元で活躍することもできる。また、人事評価制度とシステムを刷新し、本人の努力や成果がより適切に人工知能(AI)により自動的に反映される仕組みを整えた。本年度からは新卒の初任給を引き上げ、若手採用の強化にも取り組んでいる。
―今後の展望は。
経済産業省の「DX(デジタルトランスフォーメーション)認定事業者」に選定された。今後も社内のDX化を加速させて業務効率を高め、田名部組単体での完工高120億円突破を目指す。また、首都圏や札幌など、開発の伸びしろが大きい県外の事業にも注力していく。
―地域への思いは。
100年間、八戸に本社を置かせていただいている。これからも長く貢献したいし、街の発展をお手伝いし続けたい。「八戸を消滅可能性都市にはさせない」という郷土愛を胸に、人と地域社会のために仕事をしていく。









