非常時も地域医療守り抜く
―赤十字病院としての特徴や使命は。
日本赤十字社は世界191の国と地域に広がるネットワークの一員として、国際的な緊急救援や復興支援などを行っている。国内では非常災害時などの救護員の育成・確保を担い、当院も東日本大震災や熊本地震、新型コロナ禍の際に、「人道」の精神のもと、長期間にわたって生命と健康を守る業務に専心してきた。また、地域災害拠点病院として、災害時にも耐えうるヘリポートを整備。施設の強靱(きょうじん)化を図るインフラ整備が本年度内に完了する。非常災害時も「そこに明かりがついた病院」として入院患者を守り、医療を提供し続ける。
―地域医療における役割は。
地域医療支援病院として「救急・紹介患者を断らない」をスローガンに掲げる。青森県内でも3病院しか認められていない、極めて高度な救急・総合医療体制を備えた急性期総合病院だ。年間4000台弱の救急車を受け入れており、これは県内トップ3の実績を誇る。
地域がん診療連携推進病院でもあり、終末期医療まで幅広く対応。独り善がりにならないよう、チームでコンセンサスを得ながら患者さんにとってより良い医療を提供している。
―求める人材像やメッセージを。
職員には、自分の家族を診るように患者と接してほしいと伝えている。求めるのは心の優しい協調性のある人だ。教え合い、学び続けるのが医療人の人生であり、周囲に優しく接し協調できる人は、周りが育ててくれ大きく伸びる。
「あなたの病院、わたしの病院、そして私たちの病院」が先人から受け継いだ基本理念だ。地域の人々に「私たちの病院」と思ってもらえる病院作りを、ぜひ一緒にしてほしい。

院内食堂リニューアル/運営は割烹白山(三戸町)/八戸赤十字病院・八戸-850x563.jpg)





