包装紙分野で脱プラに貢献
―事業内容と会社の強みは。
印刷用紙やコピー用紙、高級白板紙を中心とした製紙事業をメインとする三菱製紙のグループ会社。王子グループと連携した家庭紙事業に加え、木質バイオマス発電事業も展開している。業界における八戸工場の特徴としては、製紙用チップを船から直接チップヤードに受け入れることができるのでコスト面で有利。水資源も豊富で、事業を継続する上でのインフラの強固さが強みだ。
―人材育成の考え方は。
社会人採用や若い社員が新しい取り組みにチャレンジしやすい環境を整えたい。そのために、実務に即した外部セミナーの受講や資格取得を積極的にサポートしている。また、生産プロセスの自動化や省力化を推進し、社員の負担を軽減していく。そうすることで、ものづくりの本質について考えられる時間を確保していくつもりだ。
―若い世代へ伝えたいことは。
若い頃から自分が何をできるかを分かっている人は少ない。あまり焦らなくても大丈夫。まずは当社で目の前の仕事に一生懸命向き合ってみてほしい。次第に視野が広がり、自分の考えややりたいことが、はっきりしてくるはずだ。
―今後の事業展開は。
環境対応が求められており、変革を続けながら持続可能な未来に挑戦していかなければならない。プラスチックからの代替需要が見込まれる包装紙分野に着目し、食品を包むバリア紙など脱プラに貢献できる製品作りに力を入れていく。
2027年度に八戸工場は操業60周年を迎える。次の60年を見据えて、最新設備への更新や次世代管理システムの導入などを着実に進めていく。
